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惣兵衛米生育日誌

こんなメンバーでつくっています。

高橋善悦

高橋善悦 たかはし ぜんえつ

昭和年19年生まれ
有限会社救世農法会 設立
花巻市農業委員会会長

平成7年に有限会社救世農法会を設立し、早いもので農業歴も約60年を超えました。
法人設立に至るきっかけは、これからの農家にとって必要な面が主に2つあると考えたからです。1つは家計と農業経営は別立ての予算で考える必要があること。そのためには法人化したほうがよいということ。2つめは、より安全な農法で作物を育てたいということです。
水田単作農家を営むかたわら、長年りんご園に勤務してきました。4月から10月の間13回農薬を散布するのですが、マスクをつけ人体にかからないように注意しながら作業するわけです。安全性を考えた時に、13回の散布を10回に減らすように努力するより、作物にも人間にも安全なものを13回から20回に増やすような農法がいいと思うようにになりました。その後、いろんな自然農法を調べ、EMに関しては沖縄まで行き比嘉照夫教授にもお会いしました。8年間いろいろと試行錯誤しながらより安全な米づくりを心がけ、今日に至っています。
法人名について、「救世農法会は宗教団体ですか?」とよく聞かれますが一切関係はありません。ただ、名づけるにあたって「△○農園」のようなありきたりな名前にはしたくありませんでした。どうせやるなら世の中を救うような農業でなくては、という志を名前に込めました。100%達成できなくとも死ぬまで志は持ちつづけたいと思っています。
また、そろそろ次の世代に米作りを託そうと考えております。

高橋洋子

高橋 洋子 たかはし ようこ

昭和19年生まれ
有限会社救世農法会 代表取締役社長

夫とは中学の同級生。もうじき金婚式を迎えます。
いつも前向きな夫と毎日仲良く農作業をしていますが、2人とも高齢になり、元気なうちに次の世代にリレーできたらいいなと考えております。

高橋眞

高橋 眞 たかはし しん

昭和13年生まれ

夫と2人で長年米づくりをしてまいりました。夫が60歳になったら2人で農閑期は余暇を楽もうと話していたのに、60歳の誕生日を迎えてすぐ、夫は帰らぬ人となりました。嫁いで27年目、期せずして嫁家の当主になったのです。
それからはや20年。二女のさゆりが起業する事になり、子育てや家事をサポートしてきました。会社名を「惣兵衛」にしてくれた事で照れ屋の主人は恥ずかしがりながらも嬉しそうに見守っていることでしょう。お米だけでなく、カフェや、甘酒、おにぎり、めん、珈琲とどんどん展開していくパワーにびっくりしつつも応援しています。
以前よりは仕事量をこなせないのが歯がゆいのですが、現在も毎朝、草刈り機で畔畔の草刈りを頑張っています。

この文章を書いたときは65歳で元気いっぱいだった母ですが現在は第一線を退いております。この想いをわたしたちの世代がリレーする時期がきていることを感じております。(さゆり記)

惣兵衛米ができるまで 生育日誌

種もみの準備

種まき(4月初旬)

苗箱に肥料を加えた土を入れ、種もみをまき水をまき、うすく土をかぶせます。
1箱の苗箱はゆうに3キロを超え、この運搬も結構重労働です。
また、田植えが済んだ何百枚もの苗箱は田植えの後にきちんと洗って保管します。


種まき

育苗(4月~田植え)

種をまいた苗箱をハウスに並べます。
惣兵衛米になるのは苗箱60枚。これが1800キロの精米に変身します。
1週間ほど「覆い」をして寒さから守り、その後は覆いをはずして給水や温度管理をします。米作りの工程の中でこの育苗期間を「苗半作」といって非常に重要視します。
つまり苗で作柄の半分が左右されるという意味ですね。
育苗期間は1ヶ月程度、葉が3枚でたら田植えOKの目安となります。

田掘り・代かき(4月~5月)

田掘り・代かき

肥料と土がよくまざるように、また、土がやわらかくなるよう田ほりをします。田ほりは前の年の稲わらや稲かぶを分解しやすくする効果もあります。
無農薬ひとめぼれ惣兵衛米の肥料はEMを使用した完全有機肥料を使用しています。慣行農法ですと10アールあたり1袋(20キロ入)の化学肥料で済むのですが、有機肥料は10アール当り 25袋(20キロ入)撒いて 土壌づくりをします。その数何と 25倍!時間もかかるし、人手も入ります。何せ20キロの袋をトラックに積み、封をあけてトラクターの散布口に投入する作業を25倍やるわけです。これは大変腰にくる作業です。でも 土づくりはとっても重要ですから手抜きはできません。スコップで掘ると 太くてでっかいミミズがうようよでてくるんですよ!これは土が良い証拠なんです(^_-)ネッ また、惣兵衛米の田んぼは「粘土質」なのでとりわけお米の食味がよいとされています。昔の人はさぞや作業が大変だったことでしょう。今は機械化されたとはいえ、機械や靴の泥を落とすときやっぱりなかなかとれないので、粘土質のすごさを実感します。これが同じ地区でもちょっと離れると土の具合が違って食味も違います。市販のブレンド米がいかに食味のバラバラな米でできているか考えさせられますね。

再生紙マルチ田植え(4月~5月)

再生紙マルチ田植え

特別栽培無化学農薬栽培を実現する上で、一番のネックは田んぼの雑草です。稲より断然生命力があるため、慣行農法では田植え後「除草剤」をまきます。除草剤なしで雑草問題をクリアするためにこの田植え法を採用し専用田植え機を使いました。惣兵衛米には「三菱農機」のものを使用。この田植え機は通常の田植え機よりも5割ほど高く、再生紙マルチ代も余計にかかります(35aで2万円。もっと普及すれば安くもなるのでしょうね)。ただ、マルチを敷くことで、光の透過を防ぎ雑草の生長を抑制するので除草剤の必要がなく、除草剤を使わなくて済みます。また、マルチ再生紙は敷設後、苗が繁茂する40~50日で分解し自然に還ります。通常の田植え機だと1日に田植えできる面積は3haくらいですが、この田植え機だと1.5haがやっと。通常の2倍の時間と人手も多くかかりますが、安心には変えられない手間隙だと思っています。

草刈り(6月~10月)

草刈り

もうひとつの大敵は稲の病害虫です。稲に病気が移るのを防ぐため虫の温床である雑草は定期的にキチンと刈っておく必要があります。
田んぼまわりも除草剤を使いません。5キロの草刈り機をかついで先端の刃を左右にずらしながら草を刈っていきます。斜面の作業が腰に負担がかかる重労働。5ヶ月間、全ての畦畔くまなく3回刈り取る必要があります。
慣行農法では病害虫防除のために殺菌剤を散布します。虫がついた米は食味も落ちるし、病気にやられたら収穫量、等級に大きく影響するため、どうしても防除の農薬は必要とされていました。惣兵衛米の田んぼはとにかく「まめに草刈り」で対応しております。

中干し(6月末~7月中旬)

田植えした苗は、最初に出た茎の根元から分けつして増えていきます。分けつが終わったら、田んぼの水をぬいて土を乾かします。これを「中干し」といいます。中干しは、空気中の酸素を土の中に取り入れ、根をしっかり張らせるために行います。また、稲の生育を調整したり、田んぼの土をかたくして秋の稲刈り作業をしやすくする効果もあります。
7月中旬の出穂から幼穂形成をむかえるために再び水をいれます。

出穂

出穂(8月10日頃)

茎の中から穂が出ることを「出穂(しゅっすい)」といいます。穂が出るとすぐその日に次々に花が咲きます。午前中の2時間ほどで外の皮が閉じるためこの時間に気温が25度以上、晴れないとうまく受粉ができません。天候が収穫量に大きく影響を与えます。
この地方ではお盆前の時期にあたります。

落水

出穂後1ヶ月は完全に水を落とさず土が湿っている状態を保ちます。
稲穂がどっしりと実をつけたら田んぼの水を落とします。

稲刈り

稲刈り(9月下旬~10月初旬)

葉や茎も黄色になり、田んぼ一面 が黄金色になるといよいよ収穫です。この写真は「すまっこ刈り」をするさゆりです。機械の侵入口を含め、ターンする四隅をあらかじめ、手刈するわけです。

乾燥 はせがけと同じ効果 低温2段乾燥を採用

昔は刈った稲は10束づつ藁でまとめて、「はせ」にかけ、自然乾燥をさせました。2週間程度天日干しすることで徐々に水分が乾燥し、おいしいお米になります。
ただ、それを実行するには、大変な人手と労力がかかります。 もちろんイメージ重視で実行し、労賃を価格に上乗せすることも可能です。ただ、惣兵衛米はできるだけ価格を抑えたい事、はせがけ乾燥と同じ効果を出す乾燥法を採用しているため「はせがけ乾燥」はしません。稲刈り直後の米の水分量は25~28%ありますが、流通のきまりでこれを15%までに乾燥させなくてはなりません。これを一度に行うと食味も落ちるし、割れやすくもなります。
惣兵衛米は、2度にわたってじっくり乾燥させる方法をとります。まず、最初は18%まで落とします。(これ以上だと発酵してしまいます)
次に「もみタンク」に一晩ねかせます。すると米は自力で17%まで乾燥します。数日後、15%まで乾燥させるのです。このようにじっくりと低温で2段階の乾燥法を施すことで自然乾燥と同じ食味のお米になるわけです。

もみすり

稲刈りの後、もみを乾燥させ、もみがらをとり、玄米にします。無農薬だから玄米食も安心です。新米が食べられるのは10月下旬です。
玄米の中にときおり見える青米(緑色のお米)は若いお米で品質に問題はありません。 お米の成熟は全粒一定ではなく青米が黄色くなるタイミングで刈り取ると今度は成熟しすぎた米の比率が多くなるため1等米には一定量混じっている必要があるものです。 今回出荷した玄米は通常精白米や7分つき用の1.85ミリより基準を厳しくして1.9ミリの目で選別したためよ り品質の高いお米になっております。

色彩選別

ソーベーズ歴代のシェフや、お客さまより「惣兵衛米はごみや石、もみがらが混ざってない。本当にキレイなお米」と感嘆されます。精白米にする場合は精米機でぬかを除去する際に虫食いの部分も根こそぎ取れてしまいますが、玄米の場合はごみや石はとれても、ぬか部分はそのままのため、虫食いで変色した部分は除去されません。惣兵衛米は無農薬なのでどんなにまめに草刈して安全なお米はおいしいので少しは虫食いもあります。せっかく高いお金を出して買ってもらってるので、できるだけきれいな状態で出荷したい!そんな思いから 私たちは「色彩選別機」にかけることにしています。これで色の悪い米や内容量が少ないお米などを完全にはじき、粒の揃ったきれいなお米が残るというしくみです。
手間ひまと余分な費用をかけても皆様に安全できれいで美味しいお米を届けたいとがんばっています♪

農薬、有機認定に対する考え方

慣行農法の化学農薬使用

米作りにおける「農薬」とは一般に何を差す言葉なのか、それを使う理由はなにか、あまり知られていないと思いますので補足いたします。
一般的に「農薬」と呼ばれるのは種もみの消毒に使う「薬剤」田んぼや畦畔に散布する「除草剤」、病害虫防除に使用する「殺虫剤」のことを言います。化学農薬と表現されますね。

米作りでのハードルは大きく分けて2つあり、1つは雑草対策 2つめは病気対策です。収量や、等級が農家の収入に大きく影響しますから、雑草が生えないように「除草剤」をまいたり、病気を防ぐために「殺虫剤」を使います。

田植え後何もしなければ、雑草天国。雑草は簡単に稲を駆逐する生命力をもっています。ただ、 雑草をとったり刈ったりする作業は大変な労力で、一度体験すれば除草剤を使いたくなる気持は十分に理解できます。効果テキメン!雑草も死んで水生生物も死にますが…

それと病気にやられたらひとたまりもありません。米ができなければ収入減、虫のついた米は食味も落ちるし等級も下がってこれもダイレクトに収入に影響します。

もうひとつ、国による米の買取価格は決められています。自分で値段を決められないのなら、「効率、コスト優先」にならざるを得ない、という事情もあります。

惣兵衛米はどうしているの?

「無化学農薬」と謳うこからには、これらの化学農薬を使わずして上記の2つ問題点を解決しなくてはなりません。
そこでこのような方法をとっています。

  慣行農法 惣兵衛米
肥料 化学肥料使用 EM有機肥料スーパーゆうき、コスモグリーン使用
除草 強い成分の除草剤を使用。
もしくは除草剤を2回使用
三菱農機再生マルチ紙専用田植え機による田植えで雑草予防
畦畔は草刈機械で人力による除草
病気
(いもち病、紋枯れ病等)
殺菌剤を使用 人力で畦の草刈を何回もして害虫の棲家をなくす
後期害虫
(カメムシ等)
殺虫剤を使用

有機に対する考え方

「有機農産物にかかわる青果物等特別表示ガイドライン」では、有機農産物とは化学合成農薬、化学肥料、化学合成土壌改良資材を使わないで、3年以上を経過し、堆肥等による土作りを行った土地で収穫したもの、となっています。
有機と名乗るには第三者機関が3年以上の化学資材を使っていない田んぼと認証してもらわなくてはなりません。これがすごく厳密なもので、自分の田で農薬を使ってなくても近くの田畑で農薬をかけていたりした場合その田畑との距離がどれくらい離れているか、農業用水がよその田でかけられた農薬などが混る恐れがある場所などは認定されないと聞いています。
ですから場所によっては地域全域が無農薬栽培しないと認証されない場所もあります。というかそういう場所がほとんどでは??
それから認証費用はもちろん農家が負担することになります。結果それが価格に反映することになります。
我が家では、全ての収量を国に買い取ってもらっていた時から有機肥料を取りいれ、減農薬の稲作に取り組んでいましたが今年から惣兵衛米田んぼ90aは化学肥料、最小限の農薬もやめて有機肥料による消毒、除草剤代わりに再生紙マルチ紙を使用しての田植え、殺虫剤の代わりに徹底した人力による草刈りで化学農薬、化学肥料を使わない栽培法を目指しています。
今後有機認証をとりにいくのかは決めていませんが、どのように作っているのかを全て情報開示して後はお客様に判断していただけばよいのかな?と考えている最中です。

放射能に対する考え方

放射能を除去する食事として玄米、味噌、マクロビオティックに注目が集まっています。

Sobe's Cafe 「放射線に負けない食事」